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秀Termリーダーは、秀TermとPC-Talkerの間を橋渡しして、秀Termの通信内容や画面内容を音声化するためのソフトです。このソフトは、秀Term用のアドインアプリケーションとして動作するようになっています。
このホームページには秀Termリーダー単体の他、視覚障害者の方でもインストールしやすいよう、「秀Term Evolution for PC-Talker」と「秀Term Evolution for VDM100W」も用意してあります。(2つは実はまったく同じものだったりしますが)
このソフトの開発において、高知システム開発の横田様に大変お世話になりました。
このソフトの動作には、別途PC-TalkerまたはVDM100Wが必要です。
- ソフトウェアの種類
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フリーソフトウェア
ただし 秀Term Evolution は、シェアウェア 【5,500円(消費税込み) 】です。
上記価格は、消費税率 10 % の場合の税込価格です。 将来、税率が変更になった場合は、価格もそれに応じて変更になります。
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- 音声化する内容について
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秀Termリーダーが音声化する内容は、
- 通信中に受信した文字列
- 通信中にキー入力した文字列
- バックスクロール中の、画面の一番下の行
の3つです。
- 受信した文字列の音声化
通信中に受信した文字列は、受信した順にそのまま音声化します。発音中に下矢印キーを押すと、1行スキップします。
キー入力したり、マウスクリックしたり、アクティブウィンドウを切り替えたりすると、それまで受信した文字列の音声は停止します。
- キー入力した文字の音声化
通信中にキー入力した文字は、いわゆる詳細読みで音声化されます。
- バックスクロール中の音声化
通信中またはオフライン中には、以下のキー操作によって画面の中を読み上げます。
- カーソル上下移動キー
カーソル上下移動キーを押すと、バックスクール画面を上下方向にバックスクロールすると同時に、画面の一番下の行を音声化します。
カーソル左右移動キーにて仮想カーソルが移動している場合には、その位置以降の部分のみを音声化します。
- カーソル左右移動キー
カーソル左右移動キーを押すと、音声化のための仮想の文字カーソルが現れ、そのカーソル位置の文字を1文字だけ音声化します。
行頭に移動すると「ひだりはし」、行末に移動すると「みぎはし」と発音します。
- Alt + カーソル左右移動キー
Altキーを押しながらカーソル左右移動キーを押すと、一番下の行の中を、単語単位で発音しつつ、仮想カーソルを移動するようになります。
単語の区切りとしては、空白と句読点が区切りであるとして動作します。
- Home、Endキー
Homeキーを押すと仮想カーソルを左端に移動し、Endキーを押すと右端に移動します。
- 「画面内容を読む」コマンド
秀Termリーダーが組み込まれた秀Termには、「設定」メニューに「画面内容を読む」というコマンドが現れます。これを実行すると画面内容を読みます。
- 視覚障害者向けの特殊な機能
- バックスクロール中の文字入力禁止
バックスクロール中に文字入力するとバックスクロール画面の下に通信ウィンドウが出てくるんですが、そうすると読み上げ位置が分からなくなってしまうという問題が起きるそうなので、バックスクロール中は文字入力ができないようになっています。
Escキーを押してバックスクロールを解除すれば文字入力できます。
- クリップボードへのコピー機能
バックスクロール中にInsertキーを押すと、バックスクロール画面の一番下の行から最終行までの範囲をすべてクリップボードにコピーします。
行数が5000行を越えている場合は一度警告メッセージが出るので注意してください。
- 音声化の中止/再開
音声化を中止/再開したい場合には、「ファイル」メニューから「秀Termリーダー」を選択してください。
スクリプトから中止/再開を制御したい場合には、execaddin/exitaddin文を使ってください。
- 発音の停止
秀Termが音声化している最中にShiftキーを押さえると、一時的に音声化がキャンセルされます。
- 現在位置の音声化
バックスクロールしている最中に、スペースキーを押すと、現在位置の文字コードを読みます。
シフトキーを押さえながらスペースキーを押すと、現在の仮想カーソル位置を読みます。
- 対応ソフト
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- 補足説明
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- 以前公開されていた秀Term Evolution for PC-Talkerおよび秀Term Evolution for VDM100W のV4.36と、現在公開されているV4.43との違いは、秀Term本体のバージョンアップだけで、秀Termリーダー自体は何も変わっていません。
- 秀Term Evolution for PC-Talkerと秀Term Evolution for VDM100Wは、題名が違うだけで、まったく同じ物です。
- PC-Talkerの入手方法について
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PC-Talkerは、当社(有限会社サイトー企画)でも販売しています。詳しくは直接メールにて問い合わせください。
メールの宛先は、PEH00775@nifty.comです。
または、開発元の高知システム開発からも直販しています。問い合わせ先は以下の通りです。
株式会社 高知システム開発
http://www.aok-unet.ocn.ne.jp/ または http://www.aok-unet.ocn.ne.jp/text/
service@aok-unet.ocn.ne.jp
TEL (088)873-6500
FAX (088)873-6599
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