|
秀丸ファイラーClassic持ち出しキットは、秀丸ファイラーClassicのプログラムをUSBメモリや外付けハードディスク上にインストールし、秀丸ファイラーClassicをインストールしてない、よそ様のパソコン上でも動作できるようにするキットです。
このキットを作って作成された持ち出し用の秀丸ファイラーClassicは、いわゆる「レジストリ」やパソコン内蔵のハードディスクを書き換えることなく動作します。
秀丸ファイラーClassicを持ち出す目的以外にも、例えば複数のWindows上で秀丸ファイラーClassicを共通の設定で使うような目的で使うことも出来ます。
- ソフトウェアの種類
-
秀丸ファイラーClassic持ち出しキットはフリーソフトウェアです。ただし、秀丸ファイラーClassic自体はシェアウェアです。
- 持ち出しに必要な条件
-
持ち出し用の秀丸ファイラーClassicを作成するには、何らかの外付け記憶装置(USBメモリや外付けハードディスクなど)が必要です。
- 対応する秀丸ファイラーClassicのバージョン
-
秀丸ファイラーClassicのVersion 1.58以上が必要です。
秀丸ファイラーClassicの64bit版の場合は、自動でのセットアップはできませんが、HmRegIni.dllを抽出して手動で作成が可能です。
- バージョンアップの場合
-
秀丸ファイラーClassic持ち出しキットをバージョンアップする時は、新しいバージョンの持ち出しキットを使ってもう一度持ち出し用秀丸ファイラーClassicのセットアップを実行してください。
持ち出し用の秀丸ファイラーClassicをバージョンアップしたい時は、メインのパソコン上で秀丸ファイラーClassicをバージョンアップさせてから、もう一度秀丸ファイラーClassic持ち出しキットのセットアップを実行してください。詳しくはヘルプを参照ください。
- 持ち出し用メディアについての注意!
-
持ち出しキットを利用されてるユーザー様の所から、「持ち出し用のUSBメモリが壊れた」といった話がよく届きます。ハードディスクと違って、USBメモリやSDメモリカードなど、いわゆる「フラッシュメモリ」を使った記憶メディアには書き換え寿命があり、頻繁な書き込みを繰り返してると、最終的に寿命が来て壊れてしまいます。一番短い例だと、1年で壊れたという話も届いています。
ハードディスクなら安心という訳でも無いですが、USBメモリの類にデータを入れて持ち出す場合は、特にその点ご注意お願いします。どっちにしても、定期的にバックアップを取るのがお勧めです。
参考リンク:「USBメモリ 寿命」の検索結果
メディアの故障とは別に、持ち出し用メディアを無くした時の情報漏洩の対策も考える必要があります。暗号化機能のついたUSBメモリを使うか、または「Bitlocker To Go」を使うなどがお勧めです。
|