秀丸エディタ 新機能の紹介(Per-Monitor DPI対応)

Ver9.25の新機能
非同期対応強化
jsの変換モジュール
ITAモード、他
Ver9.22の新機能
ブラウザ枠
レンダリング枠
タブバー
メニューバー
その他応用
Ver9.19の新機能
モダン風のカスタマイズ
JavaScript対応
プライベートモード
その他応用
Ver9.12の新機能
標準スペルチェック対応
テンプレート(スニペット)
grep出力形式
Ver9.00の変更点
変更点
ダークモード
editorconfig
正規表現の部分式呼び出し
Ver8.96の新機能
追加のフォント(第5フォント)
カラー絵文字の追加対応
書記素クラスター単位のマクロ
Ver8.92の新機能
英語表示の切り替え
Ver8.90の新機能
キー割り当てリニューアル
ファイルタイプ別の設定のリスト
第2フォント
ルーラーのフォント
Ver8.89の新機能
秀丸パブリッシャー関係
TSV/CSVのセル内改行など
Ver8.85の新機能
クイック全置換
カラー絵文字の結合文字
カーソル位置の単語
Ver8.79の新機能
検索候補表示
Ver8.77の新機能
Fall Creators Update対策
Ver8.73の新機能
Creators Update対応
Ver8.71の新機能
ストアアプリ版
Ver8.69の新機能
Per-Monitor DPI対応
Ver8.66の新機能
もしかして表示・類似検索
Ver8.56の新機能
なめらかスクロール
複数の範囲の検索
Ver8.54の新機能
カラー絵文字対応
Ver8.52の新機能
grepの高速化
Ver8.50の新機能
スペルチェック対応
フォントの太さ指定
Ver8.40の新機能
複数選択対応
検索での色付け
高DPI対応
ASCII以外のフォント
Ver8.30の新機能
IVSとUnicodeフォント
インデント用のガイドライン
Ver8.20の新機能
外国語Windows対応
Ver8.10の新機能
DirectWrite対応
ダイアログのフォントとして
Meiryo UIが指定可能
開くダイアログの
バリエーションを追加
Ver8.00
秀丸エディタの紹介(V8)
Ver7.00
秀丸エディタの紹介(V7)

  Per-Monitor DPI対応
Windows 10 Anniversary Update (Version 1607)以降のマルチモニタのモニタごとの解像度(Per-Monitor DPI)指定に対応しています。
モニタごとに解像度の指定が違っていても、秀丸エディタ本体のウィンドウは、描画した1ドットが画面上の1ドットに対応した表示になります。(ドットバイドット/ピクセルバイピクセル)

[その他]→[動作環境]で左下の「上級者向け設定」をONにして、[その他]→[動作環境]→[環境]→[高度な環境]にある「ウィンドウの拡大縮小(スケーリング)」に設定が追加されています。
Windows 10 Anniversary Updateでは標準で有効な設定になっています。

以下のサンプル画像はメインモニタが150%の場合のモニタごとのDPIの違いの例です。
それぞれ全て同じフォントサイズで、モニタを移動したときの表示です。
(違いがわかりやすいように、MS ゴシック 12ポイントで、DPIは150%でビットマップフォントになるように設定)

●Per-Monitor DPI対応(すべてのモニタでドットバイドット)
V8.69でのWindows 10 Anniversary Updateでの表示です。
または設定を「すべてのモニタでドットバイドット」にしたときの表示です。
すべてのモニタで、描画した1ドット(1ピクセル)が画面上の1ドットに対応する表示になります。
100%のサブモニタ




(○)ドットバイドット
150%(メインモニタ)




(○)ドットバイドット
200%のサブモニタ




(○)ドットバイドットで、フォントのスムージングが正常

●メインモニタだけドットバイドット/サブモニタは拡大縮小
V8.67以下、または設定を「メインモニタだけドットバイドット/サブモニタは拡大縮小」にしたときの表示です。
Per-Monitor DPIは対応せず、通常の高DPI対応だけしているデスクトップアプリは、だいたいこのような表示になります。
100%のサブモニタ




(×)150%をハードウェアで縮小してぼやけている
150%(メインモニタ)




(○)ドットバイドット
200%のサブモニタ




(×)150%をハードウェアで拡大してぼやけている


●すべてのモニタで拡大縮小
V7.11以下、または設定を「すべてのモニタで拡大縮小」にしたときの表示です。
高DPI対応していない古いデスクトップアプリは常に100%を基準にして、同じくこのような表示になります。
100%のサブモニタ




(○)サブモニタでも100%の場合はドットバイドットになる
150%(メインモニタ)




(×)メインモニタなのに100%をハードウェアで拡大してぼやけている
200%のサブモニタ




(×)100%をハードウェアで拡大して1ドットが2倍になり、4Kディスプレイなどを使う意味がない

「すべてのモニタでドットバイドット」であっても、ダイアログは拡大縮小されたり、一部の右クリックメニューはメインモニタの大きさのままになることがあります。
Windows 10 Anniversary Update (Version 1607) 時点ではダイアログやメニューは基本的に対応していないようで、Windows の更新によって対応次第、順次対応を検討していきます。
(メモ帳はWindows 10 Anniversary Updateでも特別にしているようですが…)

マクロなどで何らかの外部のプログラムを秀丸エディタと連携して使われる場合、「すべてのモニタでドットバイドット」では都合が悪くなる可能性があります。
その場合は、設定を変えることで従来通りにすることができます。
[その他]→[動作環境]で左下の「上級者向け設定」をONにして、[その他]→[動作環境]→[環境]→[高度な環境]にある「ウィンドウの拡大縮小(スケーリング)」の設定を「メインモニタだけドットバイドット/サブモニタは拡大縮小」にすると従来通りになります。

Windows 8.1以降でも「すべてのモニタでドットバイドット」の設定を利用することもできますが、Windowsの対応が十分ではないので、Windows 8.1~Windows 10 TH2(Version 1511)では従来通りにされることをお勧めします。
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